年 報
スタッフ
部 長 木 戸 乙 男 （教育学部教授・京都大学卒）
監 督 堀 江 治 （昭和２４年卒）
コ ー チ 津 田 忠 孝 （昭和２９年卒）
主 務
四 回 生
泉 洋 平 （経営学部 兵庫・甲南）
三 回 生
関 岡 大 吉 （法学部 大阪・大手前）
選 手
四 回 生
野 村 治 夫 （教育学部 徳島海南）主将
渡 辺 宣 博 （経営学部 兵庫・灘）
三 回 生
石 脇 憲 夫 （教育学部 大阪・高津）
上 山 脩 一 （法学部 兵庫・甲南）
滝 勝 彦 （教育学部 大阪・高津）
田 中 裕 之 （ 大阪・阿倍野）
二 回 生
伊 藤 宏 （経営学部 兵庫・灘）
小 幡 正 己 （工学部 兵庫・甲陽）
後 藤 哲 雄 （工学部 大阪・夕陽丘）
西 岡 顕 （経済学部 兵庫・灘）
一 回 生
岩 田 正 敏 （教育学部 兵庫・県立尼崎）
川 上 幹 雄 （経営学部 大阪・大手前）
田 中 勝 二 （経営学部 兵庫・灘）
三商大戦パンフレット記載者
戦 績
新人戦 西日本学生 三商大 ２部リーグ 県総合 近畿総合
関西学生新人戦（関西学院大学優勝）
５月 日（）
|
神戸大学 |
５９ |
30-34 |
６６ |
甲南大学 |
|
29-32 |
第10回 西日本学生選手権（関西学院大学優勝）
５月２５日（水） 大阪府立体育会館
|
神戸大学 |
７２ |
35-37 |
７８ |
愛知大学 |
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37-41 |
デイリースポーツ（5/25）
男子第10回、女子第９回西日本学生バスケットボール選手権大会は24日大阪府立体育会館に男子46、女子21校が参加して開幕、
第１日は午前10時から男子１回戦14試合を行なった。この日はシード・チームが出場せず、大きな波乱もなかったが、阪大は対
愛媛大に登録外の選手を出場させたため、せっかくのリードもむなしく没収試合となった。
男子１回戦 大学大７７（39-33・38-40）７３鳥取大 京府大109（56-19・53-13）３２徳島大 広島大７７（35-28・42-25）５３大府大
九大６５（30-34・35-29）６３名工大 京大９４（53-25・41-37）６２福岡学大 岡山大７０（34-32・36-31）６３神商大
大市大８５（46-26・39-38）６４山口大 天理大８０（42-25・38-32）５７岐阜大 愛知大９２（45-35・47-46）８１島根大
大工大８１（37-26・44-35）６１和歌山大 大分大７６（31-24・45-26）５０神外大 愛媛大２－０阪大
愛知学大７８（37-29・41-18）４７大外大 中京大119（57-33・62-28）６１姫工大
デイリースポーツ（5/26）
デイリ－スポーツ社後援の男子第10回、女子第９回西日本学生バスケットボール選手権大会は大阪府立体育会館で続開、第２日の
25日は午前10時から男子２回戦16、女子１回戦５の計21試合を行なった。この日シード校が登場したがいずれも順当に勝った。
ただ地元勢の神大が東海リーグ四位の愛知大の強い当たりに押されて敗れる小波乱があった。
男子２回戦 大商大111（54-33・57-30）６３九州大 同大９４（43-28・51-30）５８大学大 福岡大６４（37-25・27-18）４３岡山大
金沢大７８（39-32・39-36）６８京府大 西南学院大７５（46-23・29-31）５４奈良学大 近大７１（39-20・32-32）５２京大
関大102（43-21・59-33）５４大市大 甲南大111（60-21・51-24）４５愛媛大 南山大７６（39-37・37-34）７１鹿児島大
岐阜薬大９６（39-36・57-30）６６大工大 名古屋大８３（44-26・39-33）５９広島大 大経大７６（31-31・45-39）７０天理大
立命103（55-25・48-32）５７愛知学大 松山商大７８（43-24・35-32）５６大分大 愛知大７８（37-35・41-37）７２神大
関学８８（46-23・42-33）５６中京大
[評] シード校が顔をそろえたので試合に盛り上がりを感じた。関学、立命、関大、同大などがずば抜けたゲーム運びでいずれもあぶなげない
試合を運んだ。なかでも関大の速攻と攻守にわたるフォローアップはひときわ光っていた。ここは板屋、滝川、奥が中心となって長身を誇る
新人妹尾の活躍が目立った。同大のスコア（94点）が気になった。もっと得点できるチームなのだが、中心選手の菅（得点８）真野（得点９）
の不振がひびいていた。しかし７分ごとにみせたオールメンバーチェンジは強豪の面目十分。ただ速攻の出足がいま一つだった。得点の少な
かったもう一つの理由は大学大がフォローで同大に匹敵する出来ばえを示したからだ。
地方チームで目立ったのは愛知学大で神大と接戦のすえこれを破ったことだ。愛知大の当たりの強いカットインに押えられ、これで神大は
攻撃のフォローとバランスを欠く結果を招いていた。また初出場の鹿児島大は敗れたとはいえ南山大を苦しめたあたり今後に期待できそうだ。
（森尾 弘）
旧三商大定期戦（復活第14回）
①神戸大学 ②大阪市立大学・一橋大学
６月２３日（金） 県立神戸高校
|
神戸大学 |
７６ |
35-30 |
６２ |
大阪市立大学 |
|
41-32 |
|
一橋大学 |
８０ |
30-30 |
５７ |
大阪市立大学 |
|
50-27 |
６月２４日（土） 県立神戸高校
|
神戸大学 |
７２ |
34-40 |
６１ |
一橋大学 |
|
38-21 |
|
一橋大学 |
７０ |
35-32 |
７３ |
大阪市立大学 |
|
35-41 |
６月２５日（日） 県立神戸高校
|
神戸大学 |
７５ |
37-27 |
６９ |
一橋大学 |
|
38-42 |
|
神戸大学 |
７７ |
38-32 |
７０ |
大阪市立大学 |
|
39-38 |
関西学生２部リーグ戦
|
神戸大学 |
７４ |
- |
７５ |
京都学芸大学 |
|
- |
||||
|
神戸大学 |
102 |
- |
６４ |
京都学芸大学 |
|
- |
関西学生リーグ戦星取表
|
１部 |
関学大 |
甲南大 |
同志社 |
関西大 |
立命館 |
近畿大 |
勝点・勝敗 |
|
①関学大 |
68 62
86 |
80 83 |
86 72 88 |
100 103 |
82 93 |
５ 10- 2 |
|
|
②甲南大 |
69 54 68 |
97 85 87 |
72 84 |
83 79 |
81 107 |
４ 9- 3 |
|
|
③同志社 |
52 82 |
85 87 82 |
92 97 |
96 83 |
99 85 |
３ 7- 4 |
|
|
④関西大 |
67 95 63 |
55 83 |
83 82 |
88 93 |
88 80 |
２ 5- 6 |
|
|
⑤立命館 |
62 87 |
72 78 |
74 73 |
63 79 |
84 77 |
１ 2- 8 |
|
|
⑥近畿大 |
61 49 |
56 70 |
57 80 |
61 56 |
69
54 |
０ 0-10 |
関学資料69 61 71 82
１部vs２部入替戦
１⑥ 近畿大 86
75 １部残留
２① 大経大 68 63 ２部残留
|
２部 |
大経大 |
京都大 |
大学芸 |
奈学芸 |
神戸大 |
京学芸 |
勝敗 |
|
①大経大 |
|
|
|
|
82 92 |
8- 2 |
|
|
②京都大 |
|
|
|
|
116 97 |
7- 3 |
|
|
③大学芸 |
|
|
|
|
92 ○ |
5- 5 |
|
|
④奈学芸 |
|
|
|
94 84 |
5- 5 |
||
|
⑤神戸大 |
|
|
|
|
74 102 |
4- 6 |
|
|
⑥京学芸 |
60 65 |
82 76 |
87 ● |
84 49 |
75 64 |
1- 9 |
２部vs３部入替戦
２⑥ 京学芸 ０ 64 ３部降格
３① 大商大 ２ 113 ２部昇格
|
３部 |
大商大 |
天理大 |
大工大 |
大市大 |
大阪大 |
京府大 |
勝敗 |
|
① 大商大 |
○ ○ |
|
|
|
|
||
|
② 天理大 |
● ● |
○ ● |
○ ● |
○ ● |
○ ○ |
5-5 |
|
|
③ 大工大 |
|
● ○ |
|
|
|
|
|
|
④ 大市大 |
|
● ○ |
|
|
|
||
|
⑤ 大阪大 |
|
● ○ |
|
|
|
|
|
|
⑥ 京府大 |
|
● ● |
|
|
|
|
３部vs４部入替戦
３⑤ 大阪大 67
98 ３部残留 ３⑥ 京府大 ● ● ４部降格
４② 神商科 66
70 ４部残留 ４① 大府大 ○ ○ ３部昇格
４部
①大府大 ②神商科
全日本学生選手権出場校決定戦（出場枠６校）
１⑥ 近畿大 76-79 大経大 ２①
第15回 兵庫県総合選手権（別府化学優勝）
１１月１２～１５日 王子体育館他
|
神戸大学 |
９９ |
49-18 |
３４ |
三ツ星調帯 現三ツ星ベルト |
|
50-16 |
|
神戸大学 |
７７ |
30-24 |
６４ |
富士鉄広畑 |
|
47-40 |
富士製鉄は1970年に八幡製鉄と合併し新日本製鉄となる。
|
神戸大学 |
５２ |
25-46 |
106 |
関西学院大学 Ａ |
|
27-60 |
兵庫県学生選手権 開催されず
第７回 近畿総合選手権（松下電器優勝）
１２月１１日（金） 大阪市中央体育館
|
神戸大学 |
７４ |
35-32 |
７３ |
東亜燃料 （和歌山） |
|
39-41 |
１２月１２日（土） 大阪市立阿倍野体育館
|
神戸大学 |
４８ |
19-48 |
105 |
松下電器 |
|
29-57 |
世 相
7月19日 池田勇人が内閣総理大臣に就任
インカレ ①明治大 ②東教大 ③立教大 ④早稲田
日本レコード大賞 松尾和子・和田弘とマヒナスターズ「誰よりも君を愛す」 アカデミー作品賞「アパートの鍵貸します」
芥川賞 北杜夫「夜と霧の隅で」 三浦哲郎「忍川」
直木賞 池波正太郎「錯乱」 黒岩重吾「背徳のメス」 寺内大吉「はぐれ念仏」
参考資料
「関西学院大学体育会バスケットボール部６０年史」(1987.9)
「神戸大学バスケットボール七十年」(1999年)
朝日新聞大阪版朝刊
（5/8 P.7）
関西学生バスケットボール新人戦第２日（７日・阿倍野体育館）
２回戦 関大７５－３３神商大 関学９４－５１京大 同大６８－６５大商大 甲南大７６－６５立命
（5/9 P.5）
関西学生バスケットボール新人戦最終日（８日・阿倍野体育館）
準決勝 関学７３（37-27・36-31）５８関大 甲南大７５（35-34・40-31）６５同大
決勝 関学７４（36-32・30-34・8-1）６７甲南大
（5/25 P.9）
男子第10回、女子第９回西日本学生バスケットボール選手権第１日は24日午前11時から大阪難波体育館で男子１回戦14試合が行なわれた。波乱はなかったが、阪大と愛媛大の試合で後半15分ごろ阪大側に登録外選手の出場がわかり、65-52でリードしていたが阪大が没収試合を宣告された。
（5/26 P.9）
西日本学生バスケットボール選手権第２日は25日午前10時から大阪難波体育会館で男子２回戦16試合、女子１回戦５試合が行なわれた。この日から関学、同大、関大、甲南大、立命と関西の五強が出場していずれも快勝したが、神大がフォローの弱さから東海リーグ４位の愛知大に敗れたのが目についた。岐阜薬大、西南学院大、金沢大など地方勢の目ぼしいチームもそれぞれ勝ち進んだ。
（5/27 P.9） 「府立」の誤り
西日本学生バスケットボール選手権第３日は26日午前９時から大阪難波体育会館で男子３回戦、女子２回戦各８試合が行なわれた。男子で優勝候補の関大が福岡大に敗れる番狂わせがあった。
男子３回戦 同大９８（39-33・59-34）６７金沢大 甲南大９５（50-26・45-46）７２名大
立命７２（42-35・30-36）７１大商大 福岡大９８（50-46・48-46）９２関大
西南学院大９６（48-39・48-28）６７近大 大経大７９（43-41・36-34）７５南山大
岐阜薬大９７（53-40・44-27）６７愛知大 関学９７（45-26・52-32）５８松山商大
（5/28 P.9）
西日本学生バスケットボール選手権第４日は27日午前11時から大阪難波体育会館で行なわれた。前日関大を倒す番狂わせを演じた福岡大はこの日も勢いにのって好調、巧みなジャンプ・シュートを生かし前半から差をつけて大経大に快勝した。東海勢で期待された岐阜薬大も関学の地力にかなわず後半に一度６点差まで追い込んだのが精いっぱいだった。同大は全体に不調で甲南がつねに７点から10点の差をつけてリードしていた。ところが同大は終了直前に強いアタック・ディフェンスに出て追いつめ、３秒前桑原のシュートが決まって逆転勝ちした。
男子準々決勝 同大５７（25-36・32-20）５６甲南大 立命９８（39-31・59-31）６２西南学院大
福岡大８６（38-29・48-30）５９大経大 関学８７（49-44・38-34）７８岐阜薬大
（5/29 P.7）
西日本学生バスケットボール選手権大会第５日は、28日午後１時30分から大阪難波体育会館で男女の準決勝が行なわれた。男子の関学は福岡大に楽勝したが、同大に対して立命は、前半の劣勢を後半で盛り返して勝った。同大は反則が目立ち、菅のねんざがたたり、後半立命の北川をはじめとする池田、深田らの好プレーに屈した。女子は安城学園、京女大の優勝候補が順当に勝ち進んだが、神戸女学院の活躍が印象に残った。 男子準決勝 立命９６（39-46・57-39）８５同大
関学９４（37-33・57-40）７３福岡大
（5/30 P.7）
西日本学生バスケットボール選手権最終日は29日午後２時10分から大阪難波体育会館で男女の決勝を行なった。女子は安城学園が、男子は関学が試合運びに実力の差を現わしてともに昭和32年から四連勝、関学は６度目の優勝となった。
男子決勝 関学108（57-31・51-26）５７立命 戦評、個人記録掲載
（9/18 P.7）
関西学生バスケットボール・リーグは17日阿倍野体育館で開幕。第１日は午後零時半から同大対近大、関大対立命、関学対甲南大の１回戦三試合を行なった。今年１部に上がった近大はまだ攻守に迫力を欠き同大の一方的な勝利となった。関大対立命は立命のリードマン池田が盲腸のため欠場したうえ、動きも鋭さがなく予想外の点差がついて関大に敗れた。関学と甲南大は終始競り合い、点差も２ゴール前後をめぐり活気があった。関学が苦戦したのは受けて立つ立場の関学のシュート力が弱かったため、甲南大は福井、伊藤の中距離シュートがよくきまり、同大、関大とともに三強とみられる関学を破る殊勲を立てた。
１回戦（同大１勝） 同大９９（53-30・46-27）５７近大
１回戦（関大１勝） 関大８８（40-27・48-36）６３立命 個人記録掲載
１回戦（甲南大１勝）甲南大６９（37-30・32-38）６８関学 個人記録掲載
（9/19 P.5）
関西学生バスケットボール・リーグ第２日は18日午後零時半から阿倍野体育館で同大対近大、関大対立命、関学対甲南の各２回戦を行なった。近大は関大のオフェンス・フォローが弱かったので再三逆襲して得点をあげ、前日とはかなり趣の違った試合をやった。関大対立命は立命が前半の16分から19分まで二つのフリー・スローをものにしただけでここで43-30と差がついた。それでも立命は後半６分に54-51と追い上げたがあとが続かず敗退、関大は勝ち点１をあげた。甲南大は再び関学をおびやかした。ディフェンスがよかったから関学はシュートの機を容易につかめず後半５分から18分までほとんど１ゴール差（関学リード）で闘った。このあと関学一円が長身の利でフォローに勝ち得点、甲南を振りきって勝ち３回戦に持ちこんだ。
２回戦（関大２勝） 関大９３（45-37・48-42）７９立命
同 （同大２勝） 同大８５（48-43・37-37）８０近大 個人記録掲載
同 （関学１勝１敗）関学６２（25-23・37-31）５４甲南大 個人記録掲載
（9/20 P.9）
関西学生バスケットボール・リーグ第３日は19日午後３時半から阿倍野体育館で関学対甲南大の３回戦を行なった。関学は機敏な動きで甲南の防御を破り、長身一円のポスト・プレーもよくきいて得点。最後まで試合の主導権を握った。甲南は関学の防御を抜けず、中距離シュートを打ったがきき目がなかった。
３回戦（関学２勝１敗）関学８６（42-30・44-38）６８甲南大
（9/25 P.7）
関西学生バスケットボール・リーグ第４日は24日午後１時から同大体育館で関学対近大、関大対甲南大、同大対立命の１回戦三試合を行なった。関学対近大の点差がつまったのは前半10分近大が２ゴール差に迫った時だけ、後は関学が一方的に試合を進めた。関大は試験のため、ベスト・メンバーを組めず、試合開始のごくはじめに甲南が福井を中心に攻、守のフォローをほとんどにぎり快勝した。同大と立命は後半11分立命が１ゴール差に追い上げたが、それからの勝負どころを同大が速い動きと防御を固め、立命の追撃をかわして勝った。
１回戦（関学１勝） 関学８２（44-33・38-28）６１近大
同 （甲南大１勝）甲南大７２（42-32・30-23）５５関大
同 （同大１勝） 同大９６（53-38・43-36）７４立命
（9/26 P.4）
関西学生バスケットボール・リーグ第５日は25日午後零時半から同大体育館で関学対近大、関大対甲南大、同大対立命の各２回戦を行なった。関学が近大に大勝したあと関大と甲南大が面白い試合をした。後半19分過ぎ83-83の同点、残り時間30秒ほどの時、甲南がフリー・スロー一つ得１点リード、このあと関大がゴールへ向かったが、甲南に反則が出て関大坂崎がフリー・スロー二つ得たが、残分なし、フリー・スローに成功すると関大が逆転勝ちのところだったが、坂崎は二つとも失敗、甲南は命びろいして勝った。同大対立命は後半立命が地域防御をとってから同大のシュートがとだえがちになったが、菅野カット・インで点をかせいだ。実力の差で同大が勝ったが、立命が一度もリードできなかったので試合はあまり盛り上がらなかった。
２回戦（関学２勝） 関学９３（43-23・50-26）４９近大
同 （甲南大２勝）甲南大８４（39-42・45-41）８３関大 個人記録掲載
同 （同大２勝） 同大８３（50-37・33-36）７３立命
（10/2 P.5）
関西学生バスケットボール・リーグ第６日は１日午後零時半から王子体育館で立命対近大、同大対甲南、関学対関大の各１回戦が行なわれた。同大対甲南は同大のシュートが不正確な上にディフェンス・フォローに負けて得意の速攻が出ず敗れた。前、後半に一度ずつ逆転したが、それもつかの間、後半の５分から８分まで甲南が間断なくゴールを奪ったのに同大は１ゴールしか返せなかった。関学対関大は後半の９分から10分にかけて関学がよくフォローをとり、速攻を出して連続ゴールを含め、関大の善戦を一気にくつがえして快勝した。
１回戦（立命１勝） 立命大８４（41-28・43-41）６９近大
同 （甲南大１勝）甲南大９７（46-40・51-45）８５同大 個人記録掲載
同 （関学１勝） 関学８６（40-36・46-31）６７関大
（10/3 P.5）
関西学生バスケットボール・リーグ第７日は、２日午後零時半から王子体育館で立命―近大、同大―甲南大、関学―関大の三試合を行なった。立命は近大から順当に勝ち点をあげたが、同大は甲南大に一矢をむくい、関大も関学から一勝をあげて、ともに３回戦に持ち込んだ。
２回戦（立命２勝） 立命７７（29-22・48-32）５４近大
同 （同大１勝１敗）同大８７（44-30・32-46・11-9）８５甲南大
同 （関大１勝１敗）関大９５（45-34・50-38）７２関学
（10/4 P.9）
関西学生バスケットボール・リーグ第８日は３日午後２時から阿倍野体育館で同大対甲南大、関学対関大の３回戦を行なった。同大対甲南はこの日も延長戦となったが、甲南が勝ち、関学、関大とともに三強のひとつとみられた同大から勝ち点があげる殊勲を立てた。関学は後半に速攻で関大を押えた。
３回戦（甲南大２勝１敗）甲南大８７（39-40・36-35・12-7）８２同大 戦評、個人記録掲載
３回戦（関学２勝１敗） 関学８８（38-29・50-34）６３関大 戦評、個人記録掲載
（10/9 P.7）
関西学生バスケットボールのリーグ第９日は８日午後零時半から阿倍野体育館で関大対近大、甲南大対立命、関学対同大の１回戦を行なった。関大と甲南が順当に勝ったあと関学対同大は同大が意外に不調、関学が一方的に勝った。
１回戦（関大１勝） 関大８８（37-26・51-35）６１近大
同 （甲南大１勝）甲南大８３（37-34・46-38）７２立命
同 （関学１勝） 関学８０（39-22・41-30）５２同大
（10/10 P.5）
関西学生バスケットボール・リーグ第10日は９日午後零時半から阿倍野体育館で関大対近大、甲南大対立命、関学対同大の２回戦を行なった。関大、甲南、関学がそれぞれストレートで勝ったが、甲南と関学はともに立命、同大の激しい追いこみでいずれも１点差の接戦だった。リーグもあと１週間で、関学は対立命戦に勝つ可能性が多く、現在２位の甲南が対近大に連勝しても勝ち点が関学５、甲南４となり関学優勝の色が濃い。
２回戦（関大２勝） 関大８０（36-25・44-31）５６近大
同 （甲南大２勝）甲南大７９（42-46・37-32）７８立命 個人記録掲載
同 （関学２勝） 関学８３（50-39・33-43）８２同大 個人記録掲載
（10/15 P.9）
関西学生バスケットボール・リーグ第11日は14日午後４時から大阪阿倍野体育館で甲南大対近大、関学対立命、同大対関大の各１回戦を行なった。甲南が難なく近大を破り、関学対立命は後半８分から関学の一方的試合となり、関学は優勝にあと１勝と迫った。３位を争う同大対関大は最後のせり合いにフォローをとった同大が着実に得点、１勝をあげた。
１回戦 甲南大８１（45-28・36-28）５６近大
関学100（40-35・60-27）６２立命
同大９２（41-40・51-43）８３関大
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関西学生バスケットボール・リーグ最終日は15日午後零時半から大阪阿倍野体育館で甲南大対近大、関学対立命、同大対関大の２回戦を行ない、甲南、関学、同大がそれぞれ連勝した。関学は全チームから勝ち点をあげ、２年ぶり７度目の優勝をとげた。
２回戦（甲南大２勝）甲南大107（51-30・56-40）７０近大
同 （関学２勝） 関学103（52-34・51-53）８７立命
同 （同大２勝） 同大９７（39-40・58-42）８２関大 個人記録掲載
順位 ①関学 勝ち点５、10勝２敗 ②甲南大４、９勝３敗 ③同大３、７勝４敗
④関大２、５勝６敗 ⑤立命１、２勝８敗 ⑥近大０、０勝10敗
２部順位 ①大経大８勝２敗 ②京大７勝３敗 ③大学大５勝５敗（総得失点の差プラス48）
④奈学大５勝５敗（総得失点の差マイナス35） ⑤神大４勝６敗 ⑥京学大１勝９敗