年 報
スタッフ
部 長
木 戸 乙 男 （教育学部教授・京都大学卒）
監 督
堀 江 治 （昭和２４年卒）
コ ー チ
野 村 治 夫 （教養部助手・昭和３６年卒）
選 手
四 回 生
片 岡 昭 （法学部 大阪・住吉）
小 坂 宏 （経営学部 兵庫・神戸）
佐 藤 茂 （経営学部 兵庫・灘） 主将
田 中 稔 （経営学部 大阪・天王寺）主務
樽 谷 佳 男 （経営学部 大阪・住吉）
坂 東 義 一 （文学部 大阪・清水谷）
平 尾 政 勝 （法学部 兵庫・神戸）
本 田 武 蔵 （経営学部 兵庫・甲陽）
三 回 生
町 野 修 三 （経済学部 大阪・高津）
二 回 生
稲 本 祐 二 （経営学部 大阪・高津）
風 早 正 幸 （経営学部 兵庫・神戸）
河 部 剛 （経済学部 兵庫・県立西宮）
北 岡 效一郎 （経営学部 東京教育大学附属）
小 山 昌 孝 （経済学部 富山・滑川なめりかわ）
野 崎 順 次 （経営学部 兵庫・神戸）
福 岡 道 雄 （教育学部 兵庫・加古川東）
松 岡 泰 雄 （経済学部 愛知・明和）
森 住 智 昌 （経営学部 兵庫・神戸）
山 口 義 信 （
吉 田 信 彦 （経済学部 大阪・高津）
一 回 生
揖 場 煕 （工学部 兵庫・姫路西）
井 上 滋 木 （工学部 兵庫・明石）
岡 田 陽 光 （工学部 大阪・今宮）
芝 切 一 平 （工学部 兵庫・神戸）
嶋 津 俊 典 （工学部 大阪・今宮）
鷹 尾 克 己 （法学部 愛媛・松山東）
楢 原 晴 明 （経営学部 大阪・高津）
三商大戦パンフレット記載者
関西学生新人戦（優勝 大阪商業大学）
５月２０～２４日 大阪府立体育会館
第14回 兵庫県学生選手権（関西学院大学優勝）
５月２２日（土）県立神戸高校
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神戸大学 Ｂ |
６４ |
- |
５２ |
神戸商船大学 |
|
- |
|
神戸大学 Ａ |
112 |
- |
６２ |
神戸商科大学 |
|
- |
５月２３日（日）県立神戸高校
|
神戸大学 Ｂ |
２７ |
10-58 |
103 |
甲南大学 |
|
17-45 |
|
神戸大学 Ａ |
６０ |
30-26 |
６３ |
関西学院大学 |
|
30-37 |
第15回 西日本学生選手権（同志社大学優勝）
５月３１日（月）大阪市中央体育館
|
神戸大学 |
８３ |
36-19 |
５２ |
鹿児島大学 |
|
47-33 |
６月２日（水）大阪府立体育会館
|
神戸大学 |
５９ |
25-39 |
８６ |
関西大学 |
|
34-47 |
旧三商大定期戦（復活第19回）
①大阪市立大学 ②神戸大学 ③一橋大学
|
神戸大学 |
６９ |
37-32 |
６７ |
大阪市立大学 |
|
32-35 |
|
神戸大学 |
|
- |
|
大阪市立大学 |
|
- |
|
神戸大学 |
７０ |
30-31 |
６６ |
一橋大学 |
|
40-35 |
|
神戸大学 |
６９ |
31-27 |
５６ |
一橋大学 |
|
38-29 |
|
一橋大学 |
４６ |
- |
８７ |
大阪市立大学 |
|
- |
|
一橋大学 |
５８ |
- |
７７ |
大阪市立大学 |
|
- |
第３回 近畿地区国立大学体育大会（京都大学優勝）
関西学生リーグ戦
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１部 |
同志社 |
大商大 |
関西大 |
立命館 |
甲南大 |
関学大 |
勝点 |
|
①同志社 |
|
72 47 54 |
64 58 |
62 59 87 |
48
77 67 |
65
64 |
５ |
|
②大商大 |
67
63 46 |
|
59 54 |
86 77 |
79 63 |
72
64 |
３ 7-4 |
|
③関西大 |
54 56 |
65
56 |
|
82 47 65 |
98 83 |
79
79 |
３ 7-4 |
|
④立命館 |
52
60 61 |
63 69 |
74
50 68 |
|
71
83 78 |
82
74 |
３ 7-6 |
|
⑤甲南大 |
54 46 54 |
56 59 |
81 73 |
79 66 77 |
|
102 87 |
１ |
|
⑥関学大 |
39 62 |
49 59 |
63 60 |
64 67 |
60 70 |
|
０ |
１部vs２部入替戦
１-⑥ 関学大 64 53 ２部降格
２-① 近畿大 65 67 １部昇格
|
２部 |
近畿大 |
神戸大 |
京学大 |
桃院大 |
大市大 |
大阪大 |
勝 |
|
①近畿大 |
|
|
78
66 |
|
|
|
|
|
②神戸大 |
|
|
82
67 |
|
|
|
|
|
③京学大 |
46 54 |
94
65 |
|
60 68 |
69
75 |
85
83 |
５ |
|
④桃院大 |
|
|
66
73 |
|
|
|
|
|
⑤大市大 |
|
|
66 74 |
|
|
|
|
|
⑥大阪大 |
|
|
66 61 |
|
|
|
|
２部vs３部入替戦
２-⑤ 大市大 ○ ○ ２部残留 ２-⑥ 大阪大 ○ ○ ２部残留
３-② 天理大 ● ● ３部残留 ３-① 京都大 ● ● ３部残留
３部リーグ
①京都大 ②天理大 ③大経大 ④大学芸 ⑤大工大 ⑥和歌山
３部vs４部入替戦
３-⑥ 和歌山 ○ ３部残留
４-① 神商科 ● ４部残留
４部リーグ
①神商科 ②京府大 ③大外大 ④奈学芸 ⑤大府大 ⑥神商船
４部vs５部入替戦
４-⑥ 神商船 ● ５部降格
５-① 京工繊 ○ ４部昇格
５部リーグ
①京工繊 ②滋賀大 ③龍谷大 ④大薬大 ⑤京外大 ⑥神外大 ⑦姫工大
第24回 兵庫県総合選手権（）
１１月２０日（土）王子体育館
|
神戸大学 |
６５ |
40-40 |
８０ |
御影クラブ |
|
25-40 |
世 相
1/20 リンドン・ジョンソンが米大統領に再任
インカレ ①日本大 ②明治大 ③同志社 ④甲南大
NHK大河ドラマ「太閤記」 日本レコード大賞 美空ひばり「柔」 アカデミー作品賞「サウンド・オブ・ミュージック」
芥川賞 津村節子「玩具」 高井有一「北の河」 直木賞 藤井重夫「虹」 新橋遊吉「八百長」 千葉治平「虜愁記」
参考資料
「神戸大学バスケットボール七十年」(1999年)
朝日新聞大阪版朝刊
（9/4 P.9）
関西学生バスケットボール・リーグは３日大阪阿倍野体育館で第１週が始った。午後３時半から３試合が行われ、同大、大商大、関大がまず順当に第１戦をものにした。だが、シーズンにはいって初めての公式戦の緊張感からか各チームとも動きがぎごちなく、チーム・プレーやフォローでは関学が一番良かった。この関学に関大はいきなり９－１と離されて手間どったが、後半の４分、３８－３８の同点に追込んでからは調子よくシュートが決り、また関学のミスにつけ込んで差を開いた。
１回戦（同大１勝） 同大６２（28-24・34-28）５２立命
（大商大１勝）大商大７９（33-27・46-29）５６甲南大
（関大１勝） 関大７９（30-34・49-29）６３関学 個人記録掲載
（9/5 P.12） 「４日」の誤り
関西学生バスケットボール・リーグ第１週の２日目１日午後４時から阿倍野体育館で２回戦３試合が行われ、優勝候補の同大が２部から返り咲いたばかりの立命に敗れる番狂わせがあった。立命は後半、同大のもたつきをつき、時間切れ寸前に５９－５９としたあと、反則でフリースローを得て貴重な勝越し点を奪った。
このほか大商大は甲南大に、関大は関学に勝ってそれぞれ勝ち点１をあげた。
２回戦（１勝１敗） 立命６０（28-32・32-27）５９同大 個人記録掲載
同 （大商大２勝）大商大６３（32-33・31-26）５９甲南大
同 （関大２勝） 関大７９（35-31・44-29）６０関学
（9/6 P.10）
関西学生バスケットボール・リーグ第１週の最終日は、５日午後２時から立命体育館で同大―立命の３回戦を行った。前日不覚をとった同大は奮起して前半から大きく離し、勝点をあげた。
３回戦（同大２勝１敗） 同大８７（45-31・42-30）６１立命
（9/12 P.12）
関西学生バスケットボール・リーグ第２週の第１日は11日午後１時から神戸王子体育館で３試合を行なった。せり合いが予想された関大―大商大は前半大商大のシュートがよく決ったが、後半関大に追いかけられてシュートがはいらなくなった。関大は馬田、中田を中心によくまとまり、新人の永本も動いて逆転、１勝した。
１回戦（関大１勝） 関大６５（31-39・34-20）５９大商大 個人記録掲載
（甲南大１勝）甲南大７９（28-40・51-31）７１立命
（同大１勝） 同大６５（29-21・36-18）３９関学
（9/13 P.10）
関西学生バスケットボール・リーグ第２週第２日（12日・神戸王子体育館）
２回戦（関大２勝） 関大５６（26-30・30-24）５４大商大
（立命１勝１敗）立命８３（36-31・47-35）６６甲南大
（同大２勝） 同大６４（31-32・33-30）６２関学
（9/14 P.11）
関西学生バスケットボール・リーグ第２週最終日（13日・大阪府立体育会館別館）
３回戦（立命２勝１敗）立命７８（35-33・43-44）７７甲南大
（9/19 P.12）
関西学生バスケットボール・リーグ第３週第１日（18日・神戸高）
同大７２（34-33・38-34）６７大商大 立命８２（39-26・43-38）６４関学
関大９８（40-36・58-45）８１甲南大
（9/20 P.12）
関西学生バスケットボール・リーグ第３週第２日（19日・神戸高）
２回戦（大商大１勝１敗）大商大６３（32-23・31-24）４７同大
２回戦（立命２勝） 立命７４（35-29・39-38）６７関学
２回戦（関大２勝） 関大８３（36-40・47-33）７３甲南
（9/21 P.11）
関西学生バスケットボール・リーグ第３週第３日（20日・阿倍野体育館）
３回戦（同大２勝１敗）同大５４（25-27・29-19）４６大商大
（9/26 P.12）
関西学生バスケットボール・リーグ第４週の第１日は25日午後１時30分から大阪府立体育会館別館で１回戦３試合がおこなわれ、優勝候補の同大が、甲南大に敗れる番狂わせがあった。同大は終始もたついたプレーで、甲南大の堅いゾーン・ディフェンスを抜けず、３０－３０で迎えた後半ますますあせる同大は、シュートに思うように決らず、フリースロー０の記録を残して、甲南大の忠実なプレーに負けた。また関大も立命にねばられ、時間切れ寸前にやっと同点にし、延長になってから地力を発揮して辛勝した。
大商大は関学に快勝。
１回戦（甲南大１勝）甲南大５４（30-30・24-18）４８同大 個人記録掲載
同 （大商大１勝）大商大７２（40-29・32-20）４９関学
同 （関大１勝） 関大８２（34-30・29-33・19-11）７４立命
（9/27 P.12）
関西学生バスケットボール・リーグ第４週第２日（26日・大阪府立体育会館別館）
２回戦（大商大２勝）大商大６４（28-32・36-27）５９関学
同 （同大１勝１敗）同大７７（35-19・42-27）４６甲南大
同 （立命１勝１敗）立命５０（19-22・31-25）４７関大
（9/28 P.11）
関西学生バスケットボール・リーグ第４週最終日（27日・阿倍野体育館）
３回戦（同大２勝１敗）同大６７（29-26・38-28）５４甲南大
同 （立命２勝１敗）立命６８（19-28・42-33・7-4）６５関大
（10/3 P.12）
関西学生バスケットボール・リーグ第５週の第１日は、２日午後１時から大阪市阿倍野体育館で行われた。
優勝をかけた同大（勝点４）と関大（勝点３）は気合のこもった好試合となり、前半関大がリードしたが、後半になって同大がよく動いて盛りかえして逆転、１回戦に勝って連続優勝へ一歩近づいた。このほか大商大、甲南大が快勝した。
１回戦（大商大１勝）大商大８６（34-31・52-32）６３立命
同 （甲南大１勝）甲南大102（51-21・51-39）６０関学
同 （同大１勝） 同大６４（22-28・42-28）５６関大 個人記録・戦評掲載
（10/4 P.10）
関西学生バスケットボール・リーグ第５週の第２日は、午後１時から大阪市阿倍野体育館で甲南大―関学、大商大―立命、同大―関学の各２回戦が行われ、甲南大、大商大、同大が前日に続いて勝った。これで全日程を終った。この結果同大が二年連続９度目の優勝をかざった。
２回戦（同大２勝） 同大５８（30-25・28-31）５６関大 個人記録・戦評掲載
同 （甲南大２勝）甲南大８９（47-33・42-37）７０関学
同 （大商大２勝）大商大７７（37-23・40-46）６９立命
順位 ①同大10勝３敗（５） ②大商大７勝４敗（３） ③関大７勝４敗（３）
④立命７勝６敗（３） ⑤甲南大４勝６敗（１） ⑥関学10敗（０）
[注]（）内は勝点。大商大と関大は勝敗、勝点と同じだが、総得失点差が大商大が上のため順位がついた。
（10/16 P.11）
関西学生バスケットボール・リーグ１、２部入替え戦第１日（15日・阿倍野体育館）
１回戦（近大１勝）近大（２部）６５（30-28・29-31・6-5）６４関学（１部）
（10/17 P.12）
関西学生バスケットボール・リーグ１、２部入替え戦最終日（16日・布施市体育館）
２回戦（近大２勝）近大（２部）６７（27-27・40-26）５３関学（１部）
（近大が１部へ昇格）
豆テープ 名門関学に初の試練
関西学生バスケットボール・リーグの入替え戦で関学が近大に連敗、とうとう２部へ落ちた。関学の運動部はどの競技にも平均した力を持って、常に関西の学生スポーツ界をリードする役割を果してきた。ことに戦後のしばらくは、関東勢に先んじて、全国優勝や日本一のときまであった。バスケットボールもその例にもれず、関西に学生リーグが生まれた昭和２年、トップを切って優勝したのをはじめ、戦前５回、戦後７回と合わせて12回の優勝を記録している。
だが、最近には入学試験がむずかしくなったりしていい選手が集らず、36年からは下り坂をころがり続けていた。古い先輩〇谷さんは「ここまで落込んだのだから２部へ落ちて出直す方がかえってためになる。選手がだいいちにその恥をしる？？？。いまのチームは？？バタバタと動きまわるだけで肝心の？への動きがない。実業団の試合を見て勉強しようとの努力に欠けている。まあバスケットを根本的にやり直さないと・・・」と２部へ落ちた原因を分析した。歯をくいしばって石塚監督の「がんばれ」の”カツ”を聞入る選手たち。伝統あるチームだけに、来年は奮起することだろう。